下田 眞治
略歴
1986年 京都大学文学部哲学科心理学専攻卒業後、日本IBM入社。大阪で中小型汎用コンピュータのシステムエンジニアに6年間従事。システム構築のメソドロジーに興味があり1992年にIBMの開発メソドロジーADSGの改訂でデータモデリングの章を執筆。その後1999年までは関西、西日本の金融系のお客様のシステム構築プロジェクトでITアーキテクチャ設計、開発を担当。1999年から2000年にかけ、IBMグローバルビジネスシステムのアジアパシフィック・プロジェクトマネージャとしてY2Kの問題解決に当たる。2000年から参画した大手銀行の海外勘定系構築プロジェクトで2004年までロンドン在住。UK、フランス、ドイツで新規システム展開を支援。帰国後はUNIX/Javaの銀行勘定系パッケージを日本で世界初展開するプロジェクトをリード。この時の功績でコーポレート社長(サミュエル・J・パルミザーノ)賞を受賞。2013年から大手生命保険の基幹系コンバージョンプロジェクトで、データ移行の技術責任者を担当。東京、US、中国(大連)の3拠点開発をリードした。2014年から2016年まで中国大連に在住。日経コンピュータに当プロジェクトのインタビュー記事あり。2017年から大手生保の海外M&A案件でコンサルタントとして参加。2017年から2019年までメルボルン在住し、生保基幹系業務をアジャイルで新規に開発するプロジェクトを支援。2020年にIBMを退職後、株式会社ティエンビータを設立し代表取締役となり現在に至る。
強み
タフで大規模なプロジェクトを何度もこなしています。成功するプロジェクト失敗するプロジェクトを嗅ぎ分ける能力を身に付けています。成功可能で現実を見据えたソリューションを立案・提案することができます。
グローバルなプロジェクトをいくつも経験しています。トランスカルチャの中で仕事をすることにより、常識や固定概念に捕らわれず様々な観点から問題解決をする視点を養われました。海外では比較的に個性が尊重され、オープンな意見交換が行われます。そこでチーミングが非常に重要であることを学んでおり、そのノウハウを日本のプロジェクトでも展開したいと思います。
IBM時代はITアーキテクトとコンサルタントの資格を有していました。基本的には1つのプロジェクトに専任し、チームをリードしていたので、プロジェクトマネジメント業務もこなしています。幅広い職種を経験することで総合的な推進力・課題解決能力を発揮することができます。
常に新しいこと、先進的なことにチャレンジします。生産性向上のための努力は惜しみません。問題が解決するまで諦めずに何度でもチャレンジします。自分がどれだけ役立てるかということも大事ですが、チームが最大限のパワーを発揮できるようにするにはどうしたらいいかを常に考えています。プロジェクトの成功とともに人材を育成することがもう一つの成功であると考えています。